NEW 頭皮の達人!OHBAの触れ方&スカルプ論

頭皮ケアサロンOHBA 代表 大場隆吉による頭皮についての魅力と可能性&触れて来たからこそ分かる細胞の不思議についてお話しします!

2022年03月

 「触れる」という行為の根底にあるもの

 この作用が「触れる」という行為の根底にあるのです。

 「触れる」ということは、
人が人として、人と「つながる」ということだからです。共鳴、共感の根底にあるものと同じ流れです。

 まさしく共鳴、共感とつながっているといえます。

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 人だけの「動的世界」

 例えば受け止める側に何らかの与件、余波、余音など雑な因子があれば、「あるがままに」受け取ることはできません。「静止」とは自らの動きを止めるという静(・)の状態ではなく、相手の動きを一瞬で感知し、それにピタリと寄り添うという動(・)の状態なのです。

 このようにたゆみなく動いているその人なりの動的世界に一瞬でコンタクトできれば素晴らしいことですよね。

 人だけの「動的世界」

 人間は1人1人が特別なオリジナルな動的世界」です。それが身体であり、心なのです。この動いている世界とコンタクトすることが触れることであり、そのためにはその世界をあるがまま、そのままにキャッチする必要があります。

 この「あるがまま」の状況を受けとめるために
「静止」というプロセスがどうしても必要なのです。

 身体の中では細胞も臓器も血液もみな動いています。生命が躍動するから“振動”するのです。“振動”しているのが人間なのです。それぞれが固有の振動数で。その振動がある時共鳴します。生きものとしての仲間である人間が大きな被害や悲劇に遭った時、人は我と我が身に起きたかのように衝撃を受けるのです。一瞬で胸は塞がり、目には涙が溜まり、怒りで身体が震えます。共鳴し、共感するのです。私達の中の奥深くに息づく生命の火がそうさせるのです。共鳴、共感、これこそは人間の、生命の、最も美しく力強い作用といえます。

 触れることが平和へとつながる

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 ヨーロッパ大陸で突如戦火が上がり、
多くの人が犠牲になっています。

 連日の報道で遠く離れてはいても、侵略戦争による悲惨な災禍を目のあたりにすると、その度に私達の身体も心も、そして皮膚も細胞も大きなストレスを受けます。まるで自らの親族が傷つけられたかのように。人間というのはそういう生きものといえます。人というのは自らの生命を絶やさぬよう生存のための活動をし、生存によって>得られる喜びをより大きく確かなものとするために、他の人々と協力し合って社会を形成し、その中で生命は活動し躍動し生きていくのです。その一方、人間は常に“振動する”生きもの、といえます。あなたの身体も、その身体の中の組織も常に振動しています。私も同様です。

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