NEW 頭皮の達人!OHBAの触れ方&スカルプ論

頭皮ケアサロンOHBA 代表 大場隆吉による頭皮についての魅力と可能性&触れて来たからこそ分かる細胞の不思議についてお話しします!

カテゴリ: 頭皮ケア

 現代では、比率からするとすでにかなり多くの方が そのリスクを犯している、と言えます。

 もっともそれも先に述べましたような、それぞれの 千差万別の人生の中で自由かつ自主的に判断された上 でのこと。
 私がいかに声高に危険を訴えたとしても、ご自身の 人生です。ご自身の貴重な判断に委ねられる他はあり ませんよね。
大場隆吉

 痛くも痒くもないのだから何をしたって構わない、 所詮はモノと同じ。もしそう考えるとしたらそれは 死んだ組織なのだから それはずい分と乱暴で危険な 考え、と私はおもいます。

 もしその通りにしたら身体にとってやがて大変危険 なことにもなるのは明白だからです。

 そう、明白なのです。でもすぐにではありません。 やがては…です。この辺がとても注意を要するところ ですね。

 髪は 多少痛めつけても、あげくの果て切って しまっても、もちろん痛くもなければ痒くもない、 神経も通ってないし、血だって出たりはしません。

 だから死んだ組織。単に毛髪をつくる組織による 細胞分裂の結果の産物にしか過ぎない。 だから何を したって構わない、 所詮死んだ細胞なのだから…。

 でもどうでしょう。 刺激を与えられても痛くも 痒くもないというように、神経が通っていない場所。 もしそれが死んでいる場所だというのなら、人体には そのような箇所は髪の毛以外いくらでもあります。

 髪は不思議なものです。
 生きていますよ。
決して生命の通わない単なる
蛋白質からから成る物質 ではありません。

 もちろん切ったり、
抜けてしまったあとの髪の毛は
物質そのものですが、人の身体とともに存在し、
人の 身体活動と一体になっている限り、
それは本質として 生きものである、といえます。

 この点時折誤解されてしまう方が
とても多いのでは ないでしょうか。

 髪の毛や頭皮は人生の縮図。
これは私が常に実感することですが、
髪や頭皮への 向き合方一つとっても
お一人お一人の心、 
そして やや大げさに言えば、
人生に対する姿勢が現れます。

 本当に人の人生は千差万別、
そしてどんな時でも 貴重な人生の一瞬一瞬を
生きているのが髪や頭皮に 触れていると分かります。

 だからこそそこから得られる
髪や頭皮についての 知識は「生きもの」、
といえるのですね。

 その中の一つ。「髪の育て方」についてです。
髪の育て方… 良い言葉です。

 髪は自然に生えてくるもの、
と考える人は多いと 思いますが、
私は一定の年令になると、髪を“育てる”
という意識がどうしても必要になると思っています。

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